作者は言わずもがな、故吉村昭の夫人である。
職業作家になってからはお互いの作品を読んだことがないそうだが、作風、文体が良く似ていると感じるのは私だけだろうか。
淡々とした文体の中に伴侶をなくした喪失感がにじみ出て、胸に染みる。
吉村昭は素晴らしい作家であった。津村節子も。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年4月18日
- 読了日 : 2013年4月17日
- 本棚登録日 : 2013年3月18日
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