原発事故の直後から20km圏内の避難区域に入り込み、飼い主と離れ離れになった犬猫を回収し続けるボランティア(主に40代女性)達の活動を、著者自身の経験を通して描く。
どのエピソードからも、極限状況の中での人間と動物との結びつきを否応なく感じる。
このボランティアたちの強さと覚悟はどこから来るのか。著者による問いに異口同音に返ってくる答えは「母性」だ。
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- 感想投稿日 : 2017年2月27日
- 読了日 : 2017年2月26日
- 本棚登録日 : 2017年1月10日
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