ふしぎな声のする町で: ものだま探偵団

  • 徳間書店 (2013年7月9日発売)
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感想 : 22
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七子(ななこ)は小学5年生。お父さんの仕事の都合で、坂木町(さかきまち)にある古い一戸建てに引っ越して来た。引越し当日、手違いで捨てられそうになった、お母さんの古いトランクと七子の思い出の宝物を持って、悪戦苦闘している時、1人の女の子が助けてくれた。同い年の鳥羽(とば)は、誰もいないところで、何かと喋ってるみたいな変わった子。なんと、ものだま、という物に宿った魂と話しているのだ。
実は坂木町ではものだまの声が聞こえやすい町。それでも、聞こえる人とそうでない人でない人がいる。七子は坂木町にきて、ふしぎな声を聞いたり、家の中でも、ちょっと奇妙な事が起きたりしているのが気になっている。
そう、七子も聞こえる人なのだ。
鳥羽はものだまの話を聞いて、ものだま達が荒ぶる事を解決するものだま探偵をしている。そして、
七子のことも探偵見習いにならないかと誘うのだ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本児童文学
感想投稿日 : 2017年7月8日
読了日 : 2017年7月8日
本棚登録日 : 2017年7月8日

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