追放されしもの (クロニクル千古の闇 4)

  • 評論社 (2008年4月1日発売)
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感想 : 46
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レンが表紙に!
3巻で魂喰らいの印をつけられてしまったトラク。レンにもフィン・ケディンにも言えずにいたのに、トラクを快く思わないイノシシ族のマキに暴かれてしまい、トラクは氏族の掟により、ハズシにあう。すなわち、死者として扱われ、森などで出会ってたとしても命を狙われる。必要最低限の持ち物だけを身につけて、一人、森をさまようトラク。
クサリヘビ族の魔導師セシュルは、トラクが父親から受け継いでいる筈のファイアーオパールの欠片とトラクを手に入れるために魔術をかけ、トラクをさらに孤独に追い込んでゆく。レンにも迷惑をかけたくない(ハズシをかばったものも同じ扱いをうける)、ウルフの事さえ認識できなくなり、オオカミを、森の全てに恐怖するトラク。
それでも、これまでの巻でも、トラクが先に旅立ち、レンが後を追ってトラクを助けるのだが、今回はベイル(アザラシ族、トラクの血族)も斧頭の湖へ向かってトラクを助ける。


少しずつ成長してゆくトラクとレン。ウルフはオオカミの群れと離れ、トラクとともに使命を果たす決心をする。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 外国児童文学
感想投稿日 : 2011年12月27日
読了日 : -
本棚登録日 : 2011年12月27日

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