プレイフル・ラーニング

  • 三省堂 (2012年12月14日発売)
4.25
  • (34)
  • (18)
  • (10)
  • (1)
  • (2)
本棚登録 : 464
感想 : 37
5

気になる言葉
プレイフル・ラーニング,ファンコミュニティリサーチ,セサミストリート,デザイン,学習環境,please touch,ミュージアム固定的知能観,成長的知能観,自己イメージ,憧れの最近接領域,教えないピアノ教室,ラーニングアート,アンカンファレンス,脱予定調和,KFS

質問
1 プレイフル・ラーニングとは何か?
人々が集い,ともに楽しさを感じることができるような活動やコミュニケーション(共愉的)を通じて,学び,気づき,変化すること。

2 米のTV番組「セサミストリート」に取り入れられた手法と,その成果は?
プロトタイプを作り,対象(視聴者)の評価(フィードバック情報)を受けて,プロトタイプをさらに改善し続けていく手法(形成的評価)
教育は学習は楽しくても良いんだ、という考えを世の中に示した。
プロセスは異なるが,アメリカの低所得者,高所得者のそれぞれ子供たちの学力向上に影響した。

3 著者が考え出した「憧れの最接近領域」とはどのようなものか?
ロシアの心理学者ヴィゴツキーの「発達の最近接領域」に影響を受けたもので,自分が将来どのようなことができるようになるのかという可能性に着目し,(自分が憧れる)他者の存在が自分の可能性を広げていく,他者の存在と支援を自分の行動の動機に結びつける考え方。
「この人がいるからがんばれる」「この人と一緒だからもっと上を目指せる」

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年3月10日
読了日 : 2013年3月10日
本棚登録日 : 2013年3月10日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする