あまりテーマとして採り上げられることの少ない刀(とりわけ名刀)にまつわる伝承や奇譚を交えて描く短編集。戦国時代の武将たちが、様々なこだわりから佩刀した名刀との不思議な縁が描かれている。作者は銃や刀、武器、兵器の類や合戦、戦争などに非常に詳しくその博覧強記ぶりはこの作品にも表れている。刀というテーマや描かれる武将(人物)も地味なだけに作品として好みは分かれるかもしれない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
時代小説
- 感想投稿日 : 2015年3月10日
- 読了日 : 2015年2月21日
- 本棚登録日 : 2015年2月21日
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