痛みかたみ妬み - 小泉喜美子傑作短篇集 (中公文庫 こ 59-1)

著者 :
  • 中央公論新社 (2017年3月22日発売)
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感想 : 10

浮世離れしているのが良いのだ。フィクションでエンターテイメントなのだ。そういう作者の姿勢が作中人物の言葉を借りて表される。『…そんな血なまぐさい殺人事件は、新聞の三面記事をひろげればいくつもころがっているでしょう』と言い、『…こういうすてきな、きれいな殺人事件とその謎ときのお話が大好きなのです』

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 「か行」
感想投稿日 : 2021年4月5日
読了日 : 2021年4月5日
本棚登録日 : 2017年4月7日

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