ダビンチ「最後の晩餐」の1点遠近法は凹んでいる感覚、ゴッホ「オーヴェールの教会」の2点遠近法は3Dのように立体的な存在感、そして大徳寺の枯山水の高さ、深さを強調して感じさせる3点遠近法など興味深い。そして3次元の構図から、なんと4次元の構図。モネの「積わら」など連作の時間と光の表現。長谷川等伯の「松林図屏風」の凹凸展示の際の美しさなど、絵画の世界は深い。フェルメールの絵、また写真における人物の有無が全体のバランスに大きな影響を与えていることは、私も写真を撮る際には注意したいと思います。色彩学にとどまらず、宇宙論、宗教学、そして何と人体解剖学など、絵を学ぶことの奥深さを痛感する。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
美術
- 感想投稿日 : 2013年8月15日
- 読了日 : 2013年4月19日
- 本棚登録日 : 2013年8月15日
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