小さなブラフマンが愛くるしく、ほほえましい。
言葉を発しない彼と管理人に成立する、素敵なコミュニケーション。
いきいきとした彼らの日常がこまやかに描かれ、魅力的だった。
タイトルや、雑貨屋の娘がまとう、負の空気が、穏やかな生活をじわじわと侵食していく。
静かな物語で、ひきこまれた。
第32回泉鏡花文学賞受賞作。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年6月27日
- 読了日 : 2018年6月27日
- 本棚登録日 : 2018年6月27日
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