ほのぼの人情味あふれる短編集。
なにげない普通のメニューが、工夫を凝らし、丁寧に作り上げることで、どれもが絶品料理に。
読んでいるだけで、どれも食べたくなる。
お武家様らしからぬ、柔らかな雰囲気。
林只次郎の、身分のへだてないつきあいが、すがすがしい。
頼りなさそうで、ここぞというときはきっぱり言えるところもよかった。
摘み菜とおなじく、ほろ苦さをともなう又三の話に、じーんときた。
シリーズ第1作。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
料理
- 感想投稿日 : 2019年10月15日
- 読了日 : 2019年10月15日
- 本棚登録日 : 2019年9月20日
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