キレキレのオーケン中期。
文の生々しさと滑稽さのバランスが絶妙で、作中の作者の分身に愛おしさを感じる。
当時のコテコテ多弁気味“私小説風小説”の作品群の中、表題の通り救いを求める作者の魂に触れた気がした一冊。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年9月13日
- 読了日 : 2021年3月13日
- 本棚登録日 : 2021年2月8日
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