文化祭の夢に、おちる (講談社BOX)

著者 :
  • 講談社 (2012年7月3日発売)
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感想 : 26
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三年に一度の文化祭を明日に控え、最終準備に余念がない生徒たちが慌ただしく行きかう高校の校庭。『円(まどか)』もその中の一人で巨大壁画を吊り上げる作業のチェックをしていた。その最中、壁画が倒れる事故が起こり巻き込まれる幾人かの生徒・・・。
次の日、学校に人の姿はなかった。そこにいたのは円を含む4人の生徒のみ。明日の文化祭を前に、皆何処へ行ってしまったのか?
違和感の正体を知った4人は驚愕する。私たちは皆で無事に戻れるのだろうか・・・。


基本、青春と言えば爽やかなイメージ。だけど、葛藤やドロドロしたものを抱えているのも青春だよね。そこを超えられたら戻れるのかと考えたけど、意外とあっさり戻れたな。
でも最後の一人はまずい状態かと思っていたら、みんな助かって良かった良かった。個人的には下級生の女の子が良かったな。
でもこれって、文化祭自体が中止になるレベルの事故だよね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2015
感想投稿日 : 2015年10月28日
読了日 : 2015年10月28日
本棚登録日 : 2015年10月28日

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