何で読んだのか、ハマった経緯はさっぱり思い出せないのですが、とにかく、この漫画はすごい!と思って、ずっと買い続けていました。
まだまだ続くと思っていたのですが、まさか、その、終わる、とは。思って、いなくて。
いや、まあ、その、もう一巻だけ出るみたいなんですが。その後の物語的な。
それはそれとして、もう少し、鬼とヒトの話の展開が、……続くかと。
アニメ化もしましたが。(未読)
第二部みたいな感じで、もう何巻か続いてくれないでしょうか……。
解決しないまま、なのは、まあ、わかるんです。
現代でも、LGBTしかり、人種差別しかり、なんにだって差別はあり、恐ろしさはあり、虐げ虐げられることがあります。
それらは未だに解決していませんし、解決できるかもわかりません。
たくさんの人たちが、みな平等を求めてたいへんな労力を払っていますが、人が簡単に変わるならば差別など起こらず、戦争など起こらず、虐殺など起こらず、過ごすことができるので、解決(と言うのもあれですが)に導かれるのは、まったくもって分からないのです。
それはそれとして。
首相官邸に武装集団が押し入り犯行声明を出した。全ての真実を公表すると声高に叫ぶ。
要求は以下。
ここ最近成立した鬼関連の法を全て撤廃すること。鬼の行動指針を廃止し、作り直すこと。ヒトの兄狩りから鬼の身を守るため、日本各地に鬼の保護地区を設置すること。総理の口から、鬼とヒトが平等に人間であることを宣言すること。
クイーンは叫ぶ。私たちはヒトと鬼で編成した人間の部隊である、と。
臨時総理であり厚労大臣である祖父江侑は、国会議事堂にて議員たちと話をする。
議員たちは叫び始める。政府がテロに屈する姿を見せるわけにはいかない、彼らの要求は『のめない』と。
菊原と安斎は対峙する。
居場所はーー帰りたい場所というものは自分で決めるものだ。闇は捨てなくても良い。お前を、菊原を守るために迎えに行くという人間がいる。お前はひとりじゃない。
そんな安藤の言葉を無視して、ゼロナナに向かって発砲する菊原。
大きな決断がくだされる。
祖父江侑は、正義感が強く、じつは鬼にも理解があった。臨時総理となった彼が、テレビカメラの前で事実をとうとうと語る。そういう筋書きだ。
人間が真実を語るのだ。
菊原は発砲した。
ゼロナナの顔など見たくもないと言う。
安斎は問いかける。
なら、なぜ殺さないんだ?と。
幾度も発砲した。血を流した。だが即死を狙った撃ち方じゃなかった。
嫌っていながら、殺せない、殺さない。
相手が死んだら、何も言えないからーー。
国会内で記者会見がおこなわれる。
原稿通りには話さない祖父江。
要求の受け入れに関してたんたんと話していく。
その最中、彼は発砲され命を落とすーー。
記者たちが突然の殺人に叫び声をあげ逃げ出そうとする、が、祖父江の声は止まらない。
記者たちは一瞬どよめき、なぜ臨時総理の声が止まらないのか謎に思いながらも音を拾う(報道する)のに躍起になる。
とりあえず、菊原、ボロボロ過ぎじゃ?と思うのです。爆発には巻き込まれ今回左眼を撃ち抜かれ、って、おい!
白勢さんも体質変化して、って、おい!
なんだか、すごい、急な感じに思ってしまって。
いや、まあ、色々、あったけれども。
安斎さんとつかさは、まあ、相変わらず、らぶらぶなので。良かった。
牛尾や、ジルたちも進展。
牧村と麻夕も。麻夕は整形すると。まあ、ずっとコンプレックスだったから、致し方なし。勝手にするのではなく、きちんと、牧村に整形をやはりしたいと伝えるのは、大事なことだと思います。
香川の実家に来ないか、と安斎にいうつかさ。いきなりだ!びっくり!
まあ、お付き合いしている存在がいますって伝えるのは大事ですから。
おばあちゃん、心広いわなぁ。ペット、コジローが懐いたら大丈夫、て。
とにかく、展開が急で、解決しないまま終わってしまったのは、とてもかなしいです。せめて、もうワンクール的な……。
- 感想投稿日 : 2019年3月28日
- 読了日 : 2019年3月28日
- 本棚登録日 : 2019年3月28日
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