西欧ヒューマニズムの限界というのはやや大げさな気がする。
読みやすいし非常にわかりやすい反面、「アジア人民との連帯が足りないのではないか」などと60年台の団交のように突っ込みたくなるような気がしないでもない。
私自身が大いに楽しみつつ白けて読んでいるのは、山本七平、大岡昇平といったあたりで同じようなものを読んでいるからで、内容が似ているので区別がつかない。
昔は山本七平の戦争ものが好きだった。今でも好きだけど。だけどそれだけに、これはこれで一面的な見かたではないかと思い始めている。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年9月12日
- 読了日 : 2013年9月12日
- 本棚登録日 : 2013年9月12日
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