アーロン収容所: 西欧ヒューマニズムの限界 (中公新書 3)

著者 :
  • 中央公論新社 (1962年11月1日発売)
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感想 : 27
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西欧ヒューマニズムの限界というのはやや大げさな気がする。
読みやすいし非常にわかりやすい反面、「アジア人民との連帯が足りないのではないか」などと60年台の団交のように突っ込みたくなるような気がしないでもない。

私自身が大いに楽しみつつ白けて読んでいるのは、山本七平、大岡昇平といったあたりで同じようなものを読んでいるからで、内容が似ているので区別がつかない。
昔は山本七平の戦争ものが好きだった。今でも好きだけど。だけどそれだけに、これはこれで一面的な見かたではないかと思い始めている。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2013年9月12日
読了日 : 2013年9月12日
本棚登録日 : 2013年9月12日

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