室町時代。足利義持(義満の次)や、義教(その次)の時代の話。
金融の仕組みも進んでいるし、第4章の金融ネットワークの土層の話は、銀行と言うよりも株式会社のようにも思うし、むしろプライベートバンクというほうが向いているのか。
キレキレキャラで一部で有名な義教も、なるほど訴訟好きだったんだね、というので、分かりやすい。
とはいえ、私は、中世の全体像がつかめていないので、むりやり「株式会社」だの「プライベートバンク」だのと現代の知識に当てはめて分かりやすいだのと理解している。たぶんこれはあまり良い歴史の読み方ではない。
(あと、悪い異文化理解のやり方でもある。)
もっと勉強せんといけませんな。
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- 感想投稿日 : 2013年5月28日
- 読了日 : 2013年5月27日
- 本棚登録日 : 2013年5月28日
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