メガネと放蕩娘

著者 :
  • 文藝春秋 (2017年11月17日発売)
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感想 : 65
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首都圏に住んでいるけれど、20~30年ほど前にはあった近所の小さな商店街が2つとも、今は無くなっている。多くの店が普通の住宅と差し代わり、ところどころに店のある住宅街の道といった感じ。私の小学生時代には夏祭りや七夕祭りなどが結構盛大に開催されていて、友達と行くのが楽しみだった場所だ。駅前にデパートやスーパー・商業ビルなどができて、寂れてしまった印象がある。そのデパートも今は撤退しちゃったけど。そんなことを思いながら読んだ。
似たようなことが日本中の商店街で起きているんだろうし、今、日本の社会全体も商店街のように縮小しているように思う。色々、示唆に富んだ内容に思えた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年9月29日
読了日 : 2021年9月25日
本棚登録日 : 2017年11月20日

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