アイスランドにおける移民問題を扱った1作。
失礼ながら、アイスランドに東南アジアなどからの多くの移民がいるということを知らなかった。日本でも東北など寒い地域は特に、家にいる時間が長いためによそ者に対して閉鎖的というイメージがあり、アイスランドのような寒くて暗そうであまり豊かそうとも思えない国にも大勢の移民がいるということにまずびっくりしてしまった。
アイスランドというのは私にとってはとっても遠くて、人々の日常生活や性質など想像もできないような国だけれど、その国を舞台にした、その国の人が書いた本を読むことで、少しでも知ることができるというのが、翻訳小説を読む醍醐味だなと改めて思った。
訳者さんの後書きも興味深かった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
警察もの
- 感想投稿日 : 2020年7月7日
- 読了日 : 2020年7月6日
- 本棚登録日 : 2020年2月29日
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