ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫)
- KADOKAWA (2014年12月25日発売)
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感想 : 827件
久しぶりに本を読みたい!と思わせてくれたビブリアに、今回は怖さを感じたのだった。
相変わらず二人はラブラブでいい。とてもいい。
ただ、今回はそれどころではなかった。
ビブリアを2、3巻読んだ頃、登場人物はそこまで多くないと感じていた。
しかし、本作を読みんでみて、その頃すでに底知れない人物関係のパズルに引き込まれていたことがわかったのだった。
栞子さんの母・智恵子が登場したあたりから、巻を重ねるごとにこのパズルが手に負えないことがわかり、そして今では、怖いとさえ感じている。
ああ、早く続きを読みたい!
でも次巻で終わり!
この物語にカタルシスはあるのか!
信じて疑わなかった栞子さんの潔白さまで裏切られるのではないか!
いや、むしろ裏切ってほしい!どうした自分!?
関係ないけれど、ガンダムユニコーンと同じ7巻完結となった。
適度な長さでまとめるということは大事なことだと、改めて思った。
読書状況:読み終わった
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未設定
- 感想投稿日 : 2015年1月21日
- 読了日 : 2015年1月21日
- 本棚登録日 : 2015年1月21日
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