人生のソフトランディングの仕方。他人に人生のカードを握られない大切さ。過去に囚われたりしがみついたりする惨めさ。今、この年齢で読んでおいて良かった。どうやって生きたいか、何を大切にしたいかを考えるキッカケになる。仕事でのやりがいや面白さにのめり込むことももちろん理解できるけど、盲目的にそれだけになってしまうと燃え尽きて終わってしまうだけになってしまいそう。とりあえずうちの役員は全員読んで欲しい。65超えている人は早く老害だと自覚して欲しい。主人公も言っていたように本人にしてみたら60代って肉体的にも精神的にも「まだまだやれる」んだと思う。でも彼らが居座り続けることによって時代の流れからどれだけ日々遅れているか。そりゃ本人たちには分からないよね。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年12月14日
- 読了日 : 2020年12月13日
- 本棚登録日 : 2020年12月13日
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