壁抜け男なんていうタイトルからはややイメージが異なるような、概ね至って文学。
異能力者ではあるけど、なんか能力の使い方が地味、ではなくて、筆致が地味なのか。分裂できるから好きな人を見つける度に分裂して不倫してたら6万人になっちゃったー、っていや意外とすごいし。
他にも不思議な設定ながらも驚くほどエンターテイメント性が低くて文学してる話が盛り沢山で、なんかいやむしろギャップで読むの疲れるぞ、これ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
むかし系
- 感想投稿日 : 2021年7月9日
- 読了日 : 2021年7月8日
- 本棚登録日 : 2021年7月8日
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