在日という出自と向かい合ってきた半生を書いた自伝
を期待して読んだ
向かい合った自分自身の苦悩については
殆ど語られていない
一般的な在日が生きてくるのは大変であったという
物語=神話でしかない
これは本人が東大教授となり、テレビへの出演も多い
(NHK日曜美術館も・・・)
「成功」した人であるからか
本人自身の掘り下げのない文章は感傷でしかない
ソフトな語り口、厳しさも感じさせる顔、
長身が人気を呼んでいるのかもしれないが
この本を読む限り在日という出自を仕事にした人という
感想を持ってしまった
この人はこの先何をしてゆくのか
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2011年2月11日
- 読了日 : 2011年2月7日
- 本棚登録日 : 2011年2月11日
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