赤絵の桜 損料屋喜八郎始末控え (文春文庫 や 29-7)

著者 :
  • 文藝春秋 (2008年6月10日発売)
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感想 : 30
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損料屋喜八郎シリーズの第2弾で5つの短編から構成されておりましたが、相変わらずの江戸深川を舞台に、主人公喜八郎を中心とした、下町義理人情や人と人との絆だったり、いがみ合いつつも、どこかで互いを認め合い、助け合う姿という江戸下町の粋な人間模様や姿勢がすばらしく表現されています。
皆が喜八郎と江戸屋女将の秀弥のじれったい恋愛を後押しする姿も良かったです!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 時代物
感想投稿日 : 2017年7月21日
読了日 : 2017年7月21日
本棚登録日 : 2017年7月21日

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