人生において、「泣きたくなる」ときの想いというのは、時に、全ての優先事項を投げ出したくなる程の、かけがえのない大切なものなのかもしれない。
泣くことって、時に、堪えたり、我慢したりすることもできるけれど、そうした事を考える余裕もないくらい、気付いたら号泣していたときの、心の中って、どんな感じなのだろう?
もっとアイロニーの効いた作品かと思っていたが、そんなことは全くなくて、「生きる」ことの意味と、「死」が訪れることの意味を教えてくれた、人生賛歌にも思えた、愛の物語でした。
私の好きなシーン
「おれは、100万回も……。」
と いいかけて, ねこは,
「そばに いても いいかい。」
と, 白いねこに たずねました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
絵本
- 感想投稿日 : 2022年8月8日
- 読了日 : 2022年8月8日
- 本棚登録日 : 2022年8月8日
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