お酒を飲んだ後、真夜中に暗渠を辿りながら家路へと向かう。
そんな書き出しにこちらもワクワクしながら読んだ。
数年後、主人公の菫は奈落に落とされる。かつての恋人が撮った自分の裸の写真がネット上で晒されていることを知ったのだ。
悩んで悩んで、会社で信頼のおける女性の先輩に相談した時の彼女の仕打ちは、こちらまで打ちのめされた気分になってしまった。
菫の側にこの家族がいてよかった。この人が菫の親友でよかった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
柚木麻子
- 感想投稿日 : 2018年2月11日
- 読了日 : 2017年11月19日
- 本棚登録日 : 2017年11月19日
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