江戸の街づくりプロジェクトの一冊。
面白かった。最初から最後まで興味深く読めた。
今当たり前のようにある街にここまでの歴史があったとは考えたこともなかった。
先見の明があったとはいえ、この時代の家康の巨大な大ばくち。
ゼロからのスタート、それぞれの分野でのスペシャリストの命がけのプロジェクトと言っても過言ではない街づくりに感嘆のため息しか出ない。
職人目線で描かれる過程が、そして心情描写が素晴らしい。
迎えた終盤、白一色の天守に込められた想い、フィクションとはいえ、見事に描き出された家康の心にグッときた。
日本人の心の中にそびえ立つ…物語の締めくくり方も秀逸。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年4月19日
- 読了日 : 2019年4月19日
- 本棚登録日 : 2019年4月19日
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コメント 2件
あいさんのコメント
2019/04/20
くるたんさんのコメント
2019/04/20