6/26:終盤はブックオフに対する恨み節&反論に終始していて気持ちよいものではないが、ブックオフをパラサイトビジネスと見れるようになった。ふむ、確かに。ブックオフ、CCCが既存のビジネスをぶち壊すのだ。それがビジネスだけではなく、本、音楽といった想像をも破壊しかねないのがそこはなくとなく恐ろしい。この本に書かれていることが本当なら、坂本孝とはタイミングよくのった上昇気流を、あたかも予言していて必然だったと言っているように思える。孫さんとかとは根本的に違うのだろう。
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6/5:2000年発刊みたいだけど、そら恐ろしい。出版業界、書店業界の死を思わせる。書かれてあった「読書層が喪失し、消費者層に代わった」というところが自分にも心当たりがあり、非常に心苦しい。しかし、ブックオフとは時代が産んだ構造なんだな。大量消費の時代が産んでしまったのだ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ビジネス
- 感想投稿日 : 2010年6月5日
- 読了日 : 2010年6月24日
- 本棚登録日 : 2010年6月26日
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