私は日本語がとても好きなのですが、ますます日本語を素敵だと思い、好きになった一冊です。
著者がリストアップした、物語性を秘めた日本語35つとその意味、そこから生まれた数行の恋物語が収められています。
今、思うようにいかない恋や若かりし頃の稚拙な恋、
今も後悔している恋を素敵な日本語達が少し格上げしてくれる、そんな一冊です。
もちろん、いつか…と憧れる恋も描かれているかもしれません。
読み終えた時、私は誰かの「忘れ草」になりたいと思いましたし、私の「阿伽陀」たる存在に思いを馳せました。
※「忘れ草」…心配や心の憂さを吹き払うもの
「阿伽陀」…あらゆる病気を治す薬
2014年14冊目。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年9月26日
- 読了日 : 2022年9月26日
- 本棚登録日 : 2022年9月26日
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