『The Giver』でJonasが助けた赤ん坊、Gabriel(Gabe)とその母Clairが物語の中心。Jonas、Kira、Trademasterなど前作すべての重要人物が出てきます。
この作品でようやく『The Giver』、『Gathering Blue』、『The Messenger』すべてがつながりました!『Gathering Blue』では「これが続編なの?」と多少不完全燃焼な気がしていたのですが、『Son』で四作品すべてでひとつになりました。
独立した作品として読んでもスリリングで目が離せない展開です。小説の技巧が優れているだけでなく、『The Giver』シリーズで出てくるテーマがしっかり織り込まれており、人の心の悪を暴きながらも、そこは児童文学。希望に満ちた終わり方になっています。
のめり込むように読みました。気持ちいい読後感に浸されています。満足。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
Children and YA
- 感想投稿日 : 2014年8月31日
- 読了日 : 2014年8月30日
- 本棚登録日 : 2014年8月31日
みんなの感想をみる