Son (Giver Quartet, 4)

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  • Clarion Books (2012年10月2日発売)
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感想 : 6
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『The Giver』でJonasが助けた赤ん坊、Gabriel(Gabe)とその母Clairが物語の中心。Jonas、Kira、Trademasterなど前作すべての重要人物が出てきます。

この作品でようやく『The Giver』、『Gathering Blue』、『The Messenger』すべてがつながりました!『Gathering Blue』では「これが続編なの?」と多少不完全燃焼な気がしていたのですが、『Son』で四作品すべてでひとつになりました。

独立した作品として読んでもスリリングで目が離せない展開です。小説の技巧が優れているだけでなく、『The Giver』シリーズで出てくるテーマがしっかり織り込まれており、人の心の悪を暴きながらも、そこは児童文学。希望に満ちた終わり方になっています。

のめり込むように読みました。気持ちいい読後感に浸されています。満足。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: Children and YA
感想投稿日 : 2014年8月31日
読了日 : 2014年8月30日
本棚登録日 : 2014年8月31日

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