乃木大将に従軍した米国従軍記者が著したエッセイ。乃木大将の伝記ではなく、身をもって感じて見てきた大将の姿を描く。子息を失おうとも自我を没却し、専心・理想の実現に邁進した大将の生涯は日本人の特質を具体化したものだと説く。
約100年前のエッセイ、しかも米国の著書であるが、現代語に近い形で翻訳されており前提知識がなくともある程度は読めると思う。
表の自分と裏の(本当の)自分をここまで徹底的に切り分けることができるのかと感じたとともに、自分の目指すべき姿として参考になった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年2月27日
- 読了日 : 2021年2月27日
- 本棚登録日 : 2021年2月27日
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