その死者の名は (創元推理文庫 M フ 13-5)

  • 東京創元社 (2002年8月1日発売)
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本棚登録 : 75
感想 : 10
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トビーとジョージの主人公コンビはホームズ=ワトソン、ウルフ=アーチーとは違う新しいパターンで、この真価は解決後のどんでん返しでうまく表されている。バークリーの毒入りチョコレート事件というよりは、その原型の短編である偶然は審くを想起させられた。被害者は誰なのか、事故なのか殺人なのかといった謎に同じ調査をした二人の探偵がどのような解決を示すか、といったところ。二人のコンビ者はあと4作あるが、今後このパターンを踏襲するのかどうか?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 1940年代
感想投稿日 : 2017年12月17日
読了日 : 2017年12月7日
本棚登録日 : 2017年12月4日

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