トビーとジョージの主人公コンビはホームズ=ワトソン、ウルフ=アーチーとは違う新しいパターンで、この真価は解決後のどんでん返しでうまく表されている。バークリーの毒入りチョコレート事件というよりは、その原型の短編である偶然は審くを想起させられた。被害者は誰なのか、事故なのか殺人なのかといった謎に同じ調査をした二人の探偵がどのような解決を示すか、といったところ。二人のコンビ者はあと4作あるが、今後このパターンを踏襲するのかどうか?
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1940年代
- 感想投稿日 : 2017年12月17日
- 読了日 : 2017年12月7日
- 本棚登録日 : 2017年12月4日
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