昨日も一部書きましたが、大好きなスポーツライター小宮さんの新刊を読みました。
タイトルにもなっている「俺は最後に笑う」は
現在ヴィッセル神戸の不動のサイドバック相馬選手の話。
ヴェルディユースからトップに昇格できず
大学から再びヴェルディに入り、そのヴェルディで若くして当時の不動の左サイドバックだった
三浦淳宏選手からポジションを奪い
日本代表に入るために、当時代表のサイドバックだった三都主がいるレッズへ移籍。
そこでもレギュラーを獲得。
順風満帆なサッカー人生を送りながらも
2009年にレッズでも条件よりもかなり低い条件にも関わらずポルトガルのチームへ移籍した。
実際に相馬選手の当時も考えも載っており、読み応えがかなりあります。
小宮さんのノンフィクションの特徴は、とにかく表現が豊か。
言葉の使い方に引き込まれていきます。
Jリーガーばかりではなく、小宮さん得意のヨーロッパの選手たちも取りあげられていて
サッカー好きにはたまらない1冊だと思います。
昨日書いた「ヴェルディは死んだ。」も好きですが
個人的にオススメは「ザックを探し当てた男たち」でしょうか。
これはNumberに2011年2月に掲載されたもので
当時のものを切り抜いて持っています。
今まで10回以上読み返していますが、全く色褪せないノンフィクションです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
スポーツ(サッカー)
- 感想投稿日 : 2015年1月21日
- 読了日 : 2015年1月21日
- 本棚登録日 : 2015年1月21日
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