本著は20世紀後半を代表する批評家サイードが、「知識人」とはどのような者かを述べたもの。私のまだ将来定かならぬ学生時代、せめて大人としての社会的責任を引き受けて生きよう考えた際、いかなるときもサイードのいう「知識人」でありたいと思いました。「知識人とは、その根底において、けっして調停者でもなければコンセンサス形成者でもなく、批判的センスにすべてを賭ける人間である」。今でも教壇に立つときの指針です。
最初は分からない用語などすっ飛ばし、平易な表現のみを拾い読みしてみてください。
文学部 K.T
越谷OPAC : http://kopac.lib.bunkyo.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=90155
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教職員おススメ本2013
- 感想投稿日 : 2013年9月30日
- 本棚登録日 : 2013年9月28日
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