聖者の凶数 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2016年1月15日発売)
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感想 : 43
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やっぱり塔子さんがどんどん頼もしくなっている。気付く所は気付けるし、落ち込むべき所は落ち込んでいる。とても難しい問題だと思う、私も、どうぞ、と差し出されたら素直に受けられるのかなって思う。自分の器の小ささを自覚できる人でありたい。どちらの父親も相当自分勝手で、生きることを強要されたような娘には地獄の真相だったのではないかと思う。それでも生きていて良かったと思える人生であることを祈りたい。逆恨み的な所もある犯人で、それ故にここまで残酷になれる事が怖かった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 文庫
感想投稿日 : 2018年12月23日
読了日 : 2018年12月23日
本棚登録日 : 2018年12月23日

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