痛みの道標

著者 :
  • 小学館 (2015年7月23日発売)
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本棚登録 : 195
感想 : 22
4

素晴らしい一冊でした。目に見えない者を持ってくるのに賛否はあるのかもしれませんが、私はとても深く感じるものがありました。戦争は誰をも幸せにはしない。その戦争は現代を生きる人達の心にもあるんだと。壮絶、凄惨…経験に差はあるだろうけど心に残る傷はその時その時残る重さとして変わらない。昔の人が偉いとか、今は幸せな時代だとかそんなのはどうでも良くて、「今」を生きる人達の戦いはその人の物だし、大問題なんだと思います。勉さんから、いや、その前から脈々と受け継がれる命。大切にして欲しいと思います。勉さん、良かったね…♪

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 単行本
感想投稿日 : 2017年2月28日
読了日 : 2017年2月28日
本棚登録日 : 2017年2月28日

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