言葉をあまり話さない幼稚園児の拓人。でも虫や動物と会話ができる。声には出さず心の中から語りかける。言葉だけのコミニュケーションではなく体全体を使って話す拓人が愛おしく思える。拓人の目を通した世界とその拓人を見る大人の世界の隔たり。虫と話し愛でるひとつひとつの仕種、言葉が伝えてくれるもの。言葉以外のものが伝えてくれるものが詰まっている。
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- 感想投稿日 : 2019年5月12日
- 読了日 : 2019年5月12日
- 本棚登録日 : 2019年5月12日
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