本屋さんのダイアナ

著者 :
  • 新潮社 (2014年4月22日発売)
4.16
  • (705)
  • (796)
  • (314)
  • (38)
  • (4)
本棚登録 : 5336
感想 : 683
4

#読了。直木賞候補作品。父親を知らず、日本人なのに「大穴」(ダイアナ)と名前を付けられた本好きな少女。母は日本人であるのにティアラと名乗るキャバ嬢。そんな彼女に出来た親友の彩子の家は、父が編集者、母が料理研究家とダイアナが憧れる家庭だった。ダイアナと彩子は中学受験を機に疎遠になってしまうが・・・対称的な境遇の二人とともに、母や武田君の人物像が良く描かれている。どちらに感情移入するかによって感想が変わるような気が。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 直木賞候補
感想投稿日 : 2014年9月12日
読了日 : 2014年9月10日
本棚登録日 : 2014年9月5日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする