#読了。直木賞候補作品。父親を知らず、日本人なのに「大穴」(ダイアナ)と名前を付けられた本好きな少女。母は日本人であるのにティアラと名乗るキャバ嬢。そんな彼女に出来た親友の彩子の家は、父が編集者、母が料理研究家とダイアナが憧れる家庭だった。ダイアナと彩子は中学受験を機に疎遠になってしまうが・・・対称的な境遇の二人とともに、母や武田君の人物像が良く描かれている。どちらに感情移入するかによって感想が変わるような気が。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
直木賞候補
- 感想投稿日 : 2014年9月12日
- 読了日 : 2014年9月10日
- 本棚登録日 : 2014年9月5日
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