つむじ風食堂と僕 (ちくまプリマー新書)

著者 :
  • 筑摩書房 (2013年8月7日発売)
3.84
  • (99)
  • (152)
  • (121)
  • (15)
  • (4)
本棚登録 : 1714
感想 : 172
5

12才の少年、リツ君は隣町の食堂に一人で通い、そこで出会う大人たちの仕事について尋ねる。
自分の将来の仕事を考えるためだが、読んでいる私たちにも改めて、どんな職業に就いている人たちも、その仕事に遣り甲斐を感じて、誰かの喜びのために一生懸命働いてるんだと思い出させてくれる。

自らを振り返り、そんなに遣り甲斐を感じたり、誰かを喜ばせることができていいるのか、とちょっと反省。

将来の職が決められずにいる子供たちだけでなく、仕事に行き詰まりを感じている大人たちにも読んでほしい一冊。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2020年7月4日
読了日 : 2020年7月3日
本棚登録日 : 2020年6月21日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする