12才の少年、リツ君は隣町の食堂に一人で通い、そこで出会う大人たちの仕事について尋ねる。
自分の将来の仕事を考えるためだが、読んでいる私たちにも改めて、どんな職業に就いている人たちも、その仕事に遣り甲斐を感じて、誰かの喜びのために一生懸命働いてるんだと思い出させてくれる。
自らを振り返り、そんなに遣り甲斐を感じたり、誰かを喜ばせることができていいるのか、とちょっと反省。
将来の職が決められずにいる子供たちだけでなく、仕事に行き詰まりを感じている大人たちにも読んでほしい一冊。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2020年7月4日
- 読了日 : 2020年7月3日
- 本棚登録日 : 2020年6月21日
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