将国のアルタイル(1) (シリウスKC)

  • 講談社 (2008年4月23日発売)
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本棚登録 : 1154
感想 : 108
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トルキエという騎馬民族国家と、西方のバルトライン帝国が周辺諸国を巻き込んで戦うお話。トルキエ=トルコ、バルトライン=ビザンツ帝国?

以前3巻くらいまで読んで止まっていたのですが、まとめ買いセールで最新刊まで一括購入。そうしたら一気に読んでしまいました。
正直、前半は主人公・マフムートの成長と仲間との出会いの部分なので、期待する戦いが起こらないのですよね。
5巻から7巻までが四将王編なので、軍を率いての戦いを期待するならここまで読んでください。主人公がここでようやく将軍に復帰できるんです。
後半になると、騎馬民族ならではの乗馬技術を見せてくれたり、羊をあやつって食料をさらったりと面白い戦術を見せてくれます。

服の装飾の書き込み、戦闘の描写などでひじょうに作画コストが高いので、単行本が年一でしかでないのが残念。一応掲載雑誌の月刊シリウスでは二国の戦いはクライマックスのようです。完結するのか、新たな展開に行くのか…。

BLな描写があるわけではないですが、登場人物はほぼ男性のみです。時々女性が現れますが(女性将校もいないわけではない)、ずっと出張っては来ません。例外はバルトライン側のレレデリク様。序盤から主人公の前に立ちはだかる敵ですが、カッコイイ女性なので好感度は高いです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: コミック(歴史・歴史もの風)
感想投稿日 : 2021年1月27日
読了日 : -
本棚登録日 : 2021年1月27日

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