幼児期の子育て本は無数にある。思春期の子育て本も、ぐっと数は減るが、ある。では20歳以降の「子育て」本は?・・・「え?」と思いますね。
家にひきこもりの子どもを抱える親は、たとえその子どもが40歳であっても「うちの子は…」と話す人が多いという。成人した子どもと親の関係を考え直すことが主旨であること、著者のひとりがその分野の医師であることから「ひきこもり」の事例が多いが、そうでない家庭にとっても非常に示唆に富んだ内容。
キャリアカウンセラーと精神科医の対談。2人の息子を育てた著者の言葉は厚みがあり説得力が違う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
子ども
- 感想投稿日 : 2012年9月4日
- 読了日 : 2012年9月4日
- 本棚登録日 : 2012年9月4日
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