タイトルからお釈迦様のなにがしかが読めるのかと思ったが
シッダルタという名前の求道者が悟りを求める話でした
本を読んだ上での理解度は2~3割程度といった具合で自分には
難易度が高かった、他の方のレビューを読ませてもらってやっと4割くらいでしょうか
{「知識」を人に伝えることはできる
しかし、「知恵」を伝えることはできないのだ}
求道者は仏陀から教えを請わないで自ら道を開こうとするが、欲にまみれてしまう
それさえも、味わうことでしか知恵として自分に溶け込めないという考え方には
うなずける部分もあると思う
頭で知ってるだけでなく、体験(味わう)したうえでないと自分自身で本当に理解できないことはある
仏陀から教えを請わなかったが
遊女、賭博師、自分の子、河の渡り守と人からも学び
さらに川の流れから「時」の存在、人間の苦悩まで説いてくれる
理解度は読み手の人生経験や知識量に左右されそうです
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年4月24日
- 読了日 : 2023年4月22日
- 本棚登録日 : 2023年4月22日
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