いつもの真保さんの作風とちょっと違う感じだったので読んでみた。事故で身体的には奇跡的な回復をしたけれども、事故の前の記憶は帰ってこなかった。その失われた記憶を探して、主人公は東京へ旅立つ。そこで会う昔の仲間と再会することで、事故の前の自分と向き合うことになってしまう。前半はとても共感できたのに、後半はちょっと共感しづらい内容になっていた気がする。悲しい終わり方だった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説(シリアス)
- 感想投稿日 : 2014年10月1日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2014年10月1日
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