やさしいライオン (フレーベルのえほん 2)

  • フレーベル館 (1982年1月1日発売)
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感想 : 112
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犬とライオンの子どもが寄り添っている鮮やかなピンク色の表紙が印象的。

みなしごライオンの名前がブルブル(いつもブルブル震えていたから)で
育ての親は犬のムクムク(むくむく太っていたから)というのがかわいいなと思いました。

優しいムクムクに育てられたブルブルは立派な優しいライオンになりましたが離れ離れにされてしまいます。
数年後、サーカスで人気者になったブルブルでしたが・・・

お母さんに会いたい一心でサーカスを抜け出したブルブル。
ムクムクと再会したのもつかの間、警官隊に撃ち殺されてしまうという悲しい結末に驚きました。

人間の愚かさ、命のはかなさや切なさを感じる物語でした。

やなせたかしさんといえば、アンパンマンの印象が強いですが、アンパンマン意外の作品もたくさん読みたくなりました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 絵本(3.4歳頃~)
感想投稿日 : 2014年4月23日
読了日 : 2014年4月23日
本棚登録日 : 2014年4月23日

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