村上春樹とは相性が良くない。
そうはわかっていても読んでみたい作品であった。
いよいよ重い腰を上げて挑むことにした。
村上春樹、久々の再会。
まだこの前編を読んだだけでは物語の全貌は見えてこない。
しかし、おもしろいのだ。なんとも言えず、面白い。
いつもの村上春樹であることは間違いない。
ただ、どこかいつもの村上春樹と違う雰囲気も漂っている。
決してハルキストと呼ばれるほど彼の作品に触れているわけではない。
それでも、どこかそう思ってしまう。
果たして、青豆と天吾とは何者なのか。
2人のいる1Q84という世界は何なのか。
どこか懐かしい雰囲気が漂う世界に足を踏み入れ、
この先に見る景色を貪欲に待ち望んでいる自分がそこにいた。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2012年6月15日
- 読了日 : 2012年6月14日
- 本棚登録日 : 2012年6月15日
みんなの感想をみる