「フーテンのマハ」で原田マハさんの、食べ物と旅へのただならぬ熱意を知り、こちらも拝読。ひとつひとつのエピソードが程よい長さで、写真もないのに頭の中でいろんなグルメが色鮮やかに踊る。
牡蠣へのとんでもない愛情、パリのグルメ、海外でなかなか手に入らない日本食のありがたみ…ラストスパートは、カレー5連続。かと思えば、最後は、ほっと心温まるおにぎりの思い出。
アートとグルメの章もとてもよかった。美術館を楽しむオプションがたくさんあると、母や友人を誘って楽しむ時間を豊かにしてくれるし、味と記憶が結びついて末永く残る。
いつかパリ、行ってみたいなぁと強く思った。
蓼科も、一度行って本当に気に入ったので、また訪れたい。
私の中のベストグルメをたくさん見つけておくことは、心を豊かにするひとつの手段。好きなもの、食べておきたいグルメがたくさんある人生、わたしも歩んでいきたいな。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年4月18日
- 読了日 : 2020年4月18日
- 本棚登録日 : 2020年4月18日
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