私は売られてきた

  • 作品社 (2010年6月25日発売)
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感想 : 23
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3.97/106
『貧困ゆえに、わずかな金でネパールの寒村からインドの町へと親に売られた13歳の少女。衝撃的な事実を描きながら、深い叙情性をたたえた感動の書。
全米図書賞候補作、グスタフ・ハイネマン平和賞受賞作。
金原瑞人選オールタイム・ベストYA第三弾!』(「作品社」サイトより)

冒頭
『「もういちど雨季が来たら、うちの屋根はおしまいね」アマ(母さん)が、丸太のはしごにのぼって、わらぶき屋根のぐあいを見ながらいった。』

原書名:『Sold』
著者:パトリシア・マコーミック(Patricia McCormick)
監修:金原瑞人
訳者:代田亜香子
受賞:グスタフ・ハイネマン平和賞

メモ
ー抜粋ー
『毎年、一万二千人近いネパールの少女が、家族によって、知ってか知らずかインドの売春宿に売られています。アメリカ国務省の推計では、世界的には年間五〇万人近い子どもが性産業に売られています。(「著者あとがき」より)』183p
『三〇ルピー。それって、…コカコーラひとびんのお金だ。それがあたしの値段。 』103p

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 人身売買
感想投稿日 : 2022年1月24日
読了日 : 2022年7月22日
本棚登録日 : 2022年1月24日

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