5冊目『職業としての学問』(マックス・ウェーバー 著、尾高邦雄 訳、1936年7月 発行、1980年11月 改訳発行、岩波書店)
社会学者として名高いウェーバーが、1919年1月にミュンヘン大学で行った講演のテキスト。
職業として学問に従事することを志す人間に対し、ドイツにおける職業としての学問の現状、そして学問に専心することへの心構えを説く。
ナチ党成立の前年に行われた本講演。まだ自由の気風が独にあったのだ。
「いやしくも人間としての自覚のあるものにとって、情熱なしになしうるすべては、無価値だからである」
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カテゴリ:
哲学
- 感想投稿日 : 2023年1月27日
- 読了日 : 2023年1月27日
- 本棚登録日 : 2023年1月12日
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