心臓を貫かれて 下 (文春文庫 キ 9-2)

  • 文藝春秋 (1999年10月8日発売)
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67冊目『心臓を貫かれて 下』(マイケル・ギルモア 著、村上春樹 訳、1999年10月、文藝春秋)
死刑囚ゲイリー・ギルモアの実弟が描き出す呪われた一族の年代記、ここに完結。ページ数・内容ともに凄まじいボリュームの力作である。
「家族」の素晴らしさを説く物語が世間に溢れかえっているが、それが孕んでいる恐怖の側面を決して無視してはいけないことを本書は教えてくれる。

「いつもそこには父親なるものがいる(There will always be a father)」

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション
感想投稿日 : 2023年6月16日
読了日 : 2023年6月16日
本棚登録日 : 2023年5月22日

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