日本沈没 第二部

  • 小学館 (2006年7月7日発売)
3.46
  • (12)
  • (27)
  • (39)
  • (7)
  • (2)
本棚登録 : 208
感想 : 31
4

やっと読み終えました。おもしろかったです。

「日本人とは」を考えさせられました。
外相が首相を説得する場面で、「なぜユダヤ人は母国がないのに2000年間ユダヤ人でいられたのか」「なぜそれが日本人には当てはまらないのか」という説明に納得。
頭では外相の考えが正しいだろうと思いますが、本当にこんなことが起こって、自分が考える立場だったら、こんな考え方ができるだろうか。

残念なのは、第一部を読んでだいぶ経っていたので、登場人物の25年前を今ひとつ思い出せなかったことです。名前は見覚えがあるんだけど・・・

機会があれば第一部から通しで読み直したいです。
地球の未来とか人類とはとか考えさせていただいたので、星4つ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小松左京
感想投稿日 : 2010年6月2日
読了日 : 2007年3月3日
本棚登録日 : 2007年3月3日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする