やっと読み終えました。おもしろかったです。
「日本人とは」を考えさせられました。
外相が首相を説得する場面で、「なぜユダヤ人は母国がないのに2000年間ユダヤ人でいられたのか」「なぜそれが日本人には当てはまらないのか」という説明に納得。
頭では外相の考えが正しいだろうと思いますが、本当にこんなことが起こって、自分が考える立場だったら、こんな考え方ができるだろうか。
残念なのは、第一部を読んでだいぶ経っていたので、登場人物の25年前を今ひとつ思い出せなかったことです。名前は見覚えがあるんだけど・・・
機会があれば第一部から通しで読み直したいです。
地球の未来とか人類とはとか考えさせていただいたので、星4つ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小松左京
- 感想投稿日 : 2010年6月2日
- 読了日 : 2007年3月3日
- 本棚登録日 : 2007年3月3日
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