最近ブク友さんたちの間で話題になっている『乙女の本棚シリーズ』
色々気になる本がある中で私が選んだ一冊は『瓶詰地獄』
この漢字四文字の並びからして、もう期待しかありません。
浜辺に流れ着いた瓶詰。その中には無人島に取り残された兄妹からの手紙が。
このあらすじを読んで、私の脳内はすっかり『人魚とビスケット』になっていました。これ、絶対好きなヤツじゃーん、と。
しかし、ページを捲るとすぐに地獄の意味が分かります。分かった上でページを捲り続けなければいけません。
昭和三年に発表されたこの作品。文体や言葉使いなどが丁寧で上品な分、地獄の感じが増しますね。
そして、なんといってもこのイラストが苦しさをより伝えてきます。
このシリーズ、やり方が上手いですね。読書初心者にも不朽の名作に手を出したことのない人にも入り口になりやすい、イラストを眺めているだけでも溜め息、そしてなんといってもシリーズを揃えたくなります。オタクゴコロをそそりますよね。乙女の本棚ならぬ、オタクの本棚になりそう。
これは、ハマってしまいますね。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年7月31日
- 読了日 : 2023年7月31日
- 本棚登録日 : 2023年7月31日
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コメント 5件
チーニャ、ピーナッツが好きさんのコメント
2023/07/31
なおなおさんのコメント
2023/07/31
こっとんさんのコメント
2023/07/31
かなさんのコメント
2023/07/31
こっとんさんのコメント
2023/08/01