〈弱いロボット〉の思考 わたし・身体・コミュニケーション (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社 (2017年6月14日発売)
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本棚登録 : 349
感想 : 28
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間借り本屋トカクで取り扱っている本の紹介。

弱いロボットを初めて認識したのは確かインターネットの記事だったと思う
そこで紹介されていたのは 自分ではゴミを拾えないゴミ箱ロボットの話だった
ゴミを見つけるとオロオロオロオロとその 周辺を周り まるで困っているかのように見せる
そして通りがかりの人が拾って 自分の中にゴミを入れてくれたら まるでありがとうと言うように礼をするのだ
これめちゃくちゃ可愛いなと思ったのは 覚えている
この岡田先生の本に出てくるロボットは 一般的に想像されるような便利なロボットではない
愛玩のロボットに近いがそれに全て当てはまるというわけではない

難しい話はしないがきっと目の前にこれらのロボットがいたらめちゃくちゃ可愛いんだろうなと思う
可愛いと言うか愛おしいと言うか
想像するだけでキュンキュンしてくる
それは例えば 言葉の通じない生き物が2匹でじゃれあってるのを目の前で見るとか 何も言わずぎゅっと 袖を握ってくるそのいじましさとか そういうものだ

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年6月11日
読了日 : 2022年6月11日
本棚登録日 : 2022年3月21日

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